— 2026年6月 診療報酬改定に対応 —
2026年6月の診療報酬改定により、 在宅医療の料金体系が大きく見直されました。当院は 在宅医療充実体制加算の認定医療機関 として、 厚生労働省が定める新しい基準に沿って診療を行っています。患者さんの状態や医療区分によって料金が異なるため、 わかりやすく整理してご案内いたします。
まず初めに訪問診療の料金モデルケースで、3例ご紹介いたします。
訪問診療の料金モデルケース
料金体系だけでは分かりづらいとのお声を受け、 当院では ひと月あたりの費用イメージを3つのモデルケースでご紹介します。 実際の料金は、疾患の状態・保険負担割合・加算の有無によって変動します。
ケース①:月2回の定期訪問(軽度〜中等度の慢性疾患)
【訪問回数】月2回
【主な内容】バイタルチェック、薬剤調整、生活指導
【保険負担割合】1割
【主な診察料】在宅時医学総合管理料(在医総管)、訪問診療料
〈月額の目安〉
・訪問診療料(2回):約1,800〜2,400円
・在医総管:約4,500〜7,000円
●合計:約7,000〜10,000円/月
軽度の慢性疾患管理の場合、 1割負担で月1万円前後が目安です。
ケース②:月4回の定期訪問(認知症・複数疾患の管理)
【訪問回数】週1回(月4回)
【主な内容】複数疾患の管理、薬剤調整、家族支援
【保険負担割合】1割
【主な診察料】在宅時医学総合管理料(重度)、訪問診察料
〈月額の目安〉
・訪問診療料(4回):約3,600〜4,800円
・在医総管(重度):約7,000〜12,000円
●合計:約12,000〜18,000円/月
週1回の訪問では、1割負担で月1.2〜1.8万円ほどが一般的です。
ケース③:終末期・医療依存度が高い方(月6〜8回+緊急対応)
【訪問回数】週2回+必要時の緊急訪問
【主な内容】疼痛管理、点滴、状態急変時の対応
【保険負担割合】1割
【主な診察料】在宅がん医療総合診療料、緊急時訪問加算
〈月額の目安〉
・訪問診療料(6〜8回):約5,400〜9,600円
・在宅末期医療総合診療料:約10,000〜15,000円
・緊急訪問(必要時):約2,000〜3,000円/回
●合計:約20,000〜30,000円/月
医療依存度が高い場合は、 1割負担で月2〜3万円ほどが目安となります。
追加で料金が発生する場合があります。
・緊急往診
・夜間/休日対応
・検査
・処置
・管理料(酸素や中心静脈栄養・疼痛管理など)
・文書料
・他
・居宅療養管理指導費(介護)要支援・要介護1割負担で約600円~1000円
2026年6月 診療報酬改定の詳細・他
在宅時医学総合管理料(在医総管)
在宅医療の中心となる管理料です。 患者さんの状態や医療区分に応じて点数が決まります。
改定点は、「在宅緩和ケ充実診療所病院加算」が「在宅医療充実体制加算」へと変わり、その点数が引き上げられました。
● 2026年改定後の点数
- 800点
- 400点
- 200点
- 170点
- 150点
※ 患者さんの状態・医療区分・訪問回数などにより異なります。 ※ 詳細は医師が診療時にご説明いたします。
在宅医療充実体制加算
池上ホームクリニックは2026年の改定において、より厳しくなった施設基準をクリアし、在宅医療充実体制加算の認定を受けています。
● 施設基準
- 緊急往診体制
- 看取りの実績
- 重症患者への対応
- 小児在宅医療
- 常勤医師による24時間体制
● 加算の目的
重い病気でも自宅で安心して療養できる体制を整えている医療機関を評価するものです。
医療費の自己負担について
医療費の自己負担は、 患者さんの 保険種別 と 年齢 によって異なります。
● 保険負担割合と保険医療費上限額

● 高額療養費制度
一定額を超えた場合は、 高額療養費制度により負担が軽減されます。
詳しくは厚生労働省のPDFファイルを参照願います。こちらから。
交通費について
通常、訪問診療にかかる交通費は、 医療保険の対象外となり 実費負担 となります。
しかしながら、当院では頂いておりません。無料です。
料金の目安
患者さんの状態や医療区分によって料金が変わるため、 初回訪問時に医師が丁寧にご説明いたします。
ご相談・お問い合わせ
料金についてご不明な点がありましたら、 お気軽にお問い合わせください。患者さん・ご家族が安心して在宅医療を受けられるよう、 わかりやすく丁寧にご説明いたします。
